公売についてご存知ですか？公売とは、公的機関が税金滞納者などから差し押さえた財産をオークションにかけ、資金を回収するもの。最近ではインターネット上で開催されるものもあったりと、多様化しています。

ちなみに、大分市では、1月21日に大分県内で差し押さえられた財産を競売にかける「大分県市町村合同公売会」が開催されました。 大分県での公売は、これまで管轄ごとに毎年開催されてきましたが、今年は大分県と市内18市町村が管轄を超えて合同で公売を開催。

県と各市町村の差し押さえ物件がまとめて出品されるということで、230点が出品されるという大規模な公売会となりました。

300人もの人が来場し、各々事前に公表されていた出品リストを見ながらお目当ての出品物の元へ。実物を確認し、入札に参加しました。公売にかけられたものは日用品からゴルフセットまで様々。今回はそれほど高価なものは出品されていなかったですが、その分みなさん普段使いできる、欲しいものも多くあったようで、たのしみながら公売会に参加したようです。

合計売却代金は約65万円になったとのこと。

公売会の運営にあたっては、県と市町村の職員が協力して行ったということで、県内の団結力アップにも役に立ったのではないかと思います。これからこうした地元の自治体合同イベントが大分県だけでなく、全国で増えていくといいですね。

みなさんも機会があれば、公売会に参加してみてくださいね。掘り出し物が見つかるかもしれませんよ。


 執筆：街コミNAVI編集部