現在、地球環境に関する問題が日本中、そして世界中で問題となってきていますよね。

日本でも自然破壊が進んでいるといわれていて、昔は普通に生息していた動物や植物が今では見られなくなってしまったというようなこともよく言われますが、そうした生物の代表として、日本ではホタルがよく話題となりますよね。

近年はホタルを地元に呼び戻そうという活動も全国各地で行われていますが、静岡県浜松市でも、先日小学生がホタルの幼虫を川に放し、その活動がニュースになりました。 参加したのは、浜松市立中郡小学校の5年生で、児童たちは今年の春からこの活動への準備を進めてきていて、ホタルについて学んだあと、校内でホタルの幼虫を飼育。

その幼虫を、12月1日、校内にある池に放ったということです。

浜松市では現在「浜松市"やらまいか"総合戦略」という、総合戦略に基づいた地域づくりが進められていて、今回の児童の活動は、その中の「やらまいか教育推進事業」の一環として行われたもの。

幼虫は地域の企業から地域貢献の一環として提供されたものということで、地域の企業、自治体、市民が協力してのこうした活動が行われるのはいいことですよね。うまくいけば来年のホタルシーズンにホタルの光を見ることができるということです。

自分の通っている小学校にホタルがいるというのは子供たちにとっても自慢となるでしょうし、こうした活動を継続的に進めていってほしいところです。


 執筆：街コミNAVI編集部